赤ちゃん(乳児期)の睡眠

2021年5月26日

赤ちゃん

めちゃくちゃ可愛いですよね!

ずっと見ていられますよね!

目に入れても痛くないとはこのことか!

とか思っちゃいますよね!!!!

わたくしまっちゃんも
子供を授かって幸せを感じている一人です。

子育ての苦労を感じながらも
その苦労ができる事が幸せだな!

なんて思っておりますが、

赤ちゃんの夜泣きでパパママが睡眠不足になるのはやはり大変なものです。


そこで今回は
赤ちゃんの睡眠の特徴であったり
パパママが意識する事についてまとめていきます。

今回の内容は薬剤師にも知って欲しいですが、

何より
子育てを頑張っている日本のパパママに届いたらいいな
と思います。

年齢別睡眠時間

こちらは年齢別睡眠時間の一覧です。

ご覧の通り赤ちゃんの睡眠時間は非常に長く
1日の半分以上を睡眠に費やしています。

では

赤ちゃんってどれくらい眠ったらいいの?

と疑問に思われた方もいると思いますが、

赤ちゃんにおいても
○時間眠ればいい
という正解はありません


赤ちゃんにおいても
よく眠る子
あまり眠らない子はいます。

ただ、推奨できない睡眠時間
というのはありますので
以下の表の範囲内は一つの目安にして欲しいと思います。

赤ちゃんの睡眠の特徴

赤ちゃんの睡眠の特徴としては
数時間おきに寝て起きてを繰り返しています。

このように赤ちゃんは
多相性睡眠という睡眠様式をとります。

※ちなみに成人は夜にまとめて眠る単相性睡眠


また、赤ちゃんの睡眠のもう一つ特徴としては

レム睡眠が多く、少しの刺激で目を覚ましやすい
事があげられます。

特に
新生児期はレム睡眠が50%以上を占めるのも特徴です。

その割合は、年齢とともに減少し、

  • 生後3〜6カ 月では30%
  • 生後1歳までに25%
  • 3歳以降は成人 と同じ20%

となります。

赤ちゃんのレム睡眠は

まどろみに近く少しの刺激で目を覚ましてしまいます。

赤ちゃんが
動いたり声を出したり
顔をしかめたりするので

起きたと勘違いして
赤ちゃんを抱き上げたりすると
眠りを妨げることになってしまうので注意が必要です。


また、
モロー反射で赤ちゃんが起きてしまった
と勘違いしないようにも注意しましょう。

私も経験したのですが
赤ちゃんが寝ている時にモロー反射があり
目覚めてしまったと勘違いして抱き上げてしまいました。

そこから目がギンギンになって
夜中ぜんぜん眠れなくなるという苦い経験もありました。笑

(※モロー反射はめちゃくちゃ簡単にいうと手足をビクッとさせたり、
両手を広げたりする反射です)

赤ちゃんの睡眠と発達の目安

先ほど
赤ちゃんは多相性睡眠という話をしましたが、
赤ちゃんの睡眠は徐々に変化していきます。

では赤ちゃんの睡眠は
どのように変化するかについて見ていきます。

※発達には個人差があります

両親の意識改善が赤ちゃんの夜泣きに関係する

これまで赤ちゃんの推奨睡眠時間や
赤ちゃんの睡眠の特徴についてお話ししてきました。

こういった情報をパパママが知っているだけで
赤ちゃんの睡眠環境は良くなるのではないでしょうか。


実際に、
4ヶ月健診時のママに

赤ちゃんの睡眠についての10分くらいの説明と
教材を配布することでの

赤ちゃんの睡眠やママの睡眠に影響を与える事ができるのか?
を調べている先生もいらっしゃいます。

※足達淑子先生(あだち健康行動学研究所)


介入した群と
何もしていない群に分けたところ

介入した軍では
寝かしつけに良い行動が増えて
寝かしつけに悪い行動が減っております。

この結果については当然で
赤ちゃんの睡眠について説明して教材を配布したら
当然それを参考にしますよね!

そして3ヶ月後の子供の夜泣きに関しては
改善していないですけど悪化もしていない状況です。



しかし、何もしていない群は
赤ちゃんの夜間覚醒が有意に増加し
頻繁な夜泣きが増加傾向にありました

Adachi Y,Sato C,Nishino N,et al. A brief paren-tal education for shaping sleep habits in 4-month-old infants. Clinical Medicine & Research 2009 ; 7 : 85-92.  より改変作成


このことから睡眠指導により

赤ちゃんの睡眠問題の悪化が防げる可能性があると
期待していいのではないでしょうか?

赤ちゃんのための睡眠ポイント

では最後に赤ちゃんによく眠ってもらうために
両親が注意する事、ポイントをまとめていきます。

赤ちゃんは眠っている間に
脳の情報ネットワークが出来上がっていきます。

パパママが環境を整えて赤ちゃんが安心してぐっすり眠れる環境を
作っていって欲しいと思います。

赤ちゃんの睡眠ポイント

  • 起こす時刻、寝かせる時刻を決める
  • 昼は明るくにぎやかに、夜は暗く静かにメリハリを
  • 真夜中の授乳やオムツ換えは、暗いところで静かにする 
  • 寝かせる場所はいつも同じに。眠そうにしたら1人でそっと
  • 夜10時〜11時など、遅い時刻にたっぷり授乳する
  • 寝るまでのスケジュールを習慣に

起こす時刻、寝かせる時刻を決める

これでリズムが規則的になります。
同じ時刻に起こして授乳、その後少し遊んであげましょう。

昼は明るくにぎやかに、
夜は暗く静かにメリハリを

昼は部屋を光でいっぱいにして
音楽・声かけ・抱っこ・お遊びをしましょう。

3時間以上のまとめ寝はやめて、
授乳間隔は2時間以上を目安に。

夕方からは暗く静かに、刺激しないように意識しましょう。

真夜中の授乳やオムツ換えは、
暗いところで静かにする

懐中電灯などで手元だけを明るくして、
赤ちゃんの目に光がはいらないようにしましょう。

抱き上げたり、話しかけたりしないで、そっと手早くすませましょう。

これはすごく大切だと個人的には思っています。

寝かせる場所はいつも同じに。
眠そうにしたら1人でそっと

ベビーベッドの場所はお産の前に準備して、
退院したらすぐにそこで寝かせましょう。

抱っこしたまま寝かせないように注意!

10時〜11時など、
遅い時刻にたっぷり授乳する

最低2時間以上は起こしておいて、
寝る前にたっぷりとおっぱいをあげましょう
ポイントは静かにそっと暗くしての授乳です!

また、余談ですが
睡眠ホルモンのメラトニンは母乳にも移行する事が分かっています。

そのためママはメラトニンの分泌量を下げないように
夜のブルーライトは極力避けるようにしましょう。

寝るまでのスケジュールを習慣に

毎晩同じ時刻に
お風呂、
そのあとおっぱい、
そして明かりを消して静かに寝かしつけ。

こんなふうにすると、赤ちゃんは安心して自然と眠くなることでしょう。

寝室環境

  • 温度、湿度はすごしやすいか
  • 静かで騒音は聞こえない
  • 照明は消す。できるだけ暗くする

温度、湿度はすごしやすいか 

暑すぎず、寒すぎず。
赤ちゃんは大人よりも暑がりです。
エアコンの風が直接あたらないようにも注意しましょう。

静かで騒音は聞こえない

寝ていても音は脳に届きます。
昼寝もテレビやラジオは消してできるだけ静かにを意識しましょう。

照明は消す。できるだけ暗くする

生まれて1ヶ月までは赤ちゃんが眠るときは、
昼でも遮光カーテンでお部屋を暗くしてあげましょう。

夜泣きの予防と対策

先ほどもお伝えしましたが、
赤ちゃんの眠りは浅いので、眠りながら動いたり泣いたりすることもあります。

むずかっても少しだけそのまま様子をみましょう。
うまくいけばまた寝てくれます。

泣くたびに授乳やオムツかえなどで刺激すると夜泣きが癖になりやすくなります。

  • けがや病気でなければ、できる限りそのまま放っておく
  • 確認までの時間を少しずつ引き伸ばす
  • 起きる前に積極的に起こしてしまう

けがや病気でなければ、
できる限りそのまま放っておく

最初の2、3日はひどくなりますが、
ほぼ1週間以内に効果がみられます。

この方法はアメリカの研究でもかなりの成果が出ております。

泣いている我が子を前に放っておくことは
親として精神的に辛いものです。

子供のために
という強い気持ちが必要です。

確認までの時間を
少しずつ引き伸ばす

安全を確認した後そのままの時間を10分、
次の週は15分と少しずつ伸ばしていきましょう。

起きる前に積極的に起こしてしまう

あらかじめ何時ごろに夜泣きをするかが分かれば、
その15分から60分前に起こしてしまいます。

目覚めさせ、オムツをかえ、水分を与えてまた寝かせてしまいましょう。



様々なポイントをお伝えしましたが、
みなさんいかがでしたか?

いきなり全部やろうとすると
しんどくなり続かないかもしれません。

まずはできることからやっていき
少しずつできる習慣を増やしていってもらい
赤ちゃんがグッスリ休める環境を作っていって欲しいと思います。

また、
赤ちゃんの夜泣きが少なくなり
パパママの睡眠不足が少しでも解消できれば嬉しく思います。